MarkeZine編集部ブログでタグ「高円寺」が付けられているもの
編集部の押久保です。
先々週の週末に、三軒茶屋で「三茶de大道芸」というイベントをやっていたので、友人とともに三軒茶屋をぶらぶらしていました。
なぜ、三茶で大道芸か?という疑問はさておき、いろいろな大道芸を生で見ることができるので、なかなかすばらしい取り組みだなぁと思いつつ、大道芸をぼ~っと見ていたわけですが、ふと、学生の時に高円寺を題材に卒論を書いたことを思い出しました。(私は社会学を専攻していました。)
私がちょうど学生のときに、「中央線ブーム」みたいな現象がボツボツと起きまして、いろいろな雑誌で中央線沿線である中野、高円寺、吉祥寺といった街にスポットを当てた特集をしていました。
しかし当時、高円寺の漫画喫茶でアルバイトをしていた私にとっては、なぜそんなに高円寺が注目されるのかが理解できず、メディアが作りあげる高円寺像と、実際に私が感じる高円寺像のギャップがなぜ生まれるのか、というテーマを卒論の題材にしてみました。
また、漫画喫茶で働いていたときに、もちろんいろいろなお客さんが来るのですが、どうにも変人が多く(笑)、そういう人たちがなぜ高円寺に集まるのか、というのも気になってました。
フィールドワークを行い四苦八苦しながら、卒論を書き上げたわけですが、高円寺を読み解く中で、私が結論を導くフィルターとして利用したのが「高円寺阿波踊り」でした。
隣街の阿佐ヶ谷で開催されていた「七夕祭り」が多くの人を集めていたので、高円寺でも何かできないかと、当時の青年部の方々が考えはじめたのが、高円寺に阿波踊りが持ち込まれたきっかけのひとつだったと記憶しています。
高円寺が阿波踊りを選んだ理由はいろいろあるのですが、大きな理由のひとつは、高円寺の土地にあります。
高円寺のような道の狭い土地では、例えば神輿をかついで歩きまわるというのは、物理的に無理なので、身軽な格好で商店街を練り歩く阿波踊りがぴったりでした。
阿波踊りが定着したことで、高円寺に人を呼ぶ→商店街に人を流す→商店街の商品が売れるという循環ができたわけです(と、当時の商店街理事長にうかがった記憶があります)
「三茶de大道芸」にも人を集めて街を活性化させる、という目的があると思うので、もっと大きなイベントに成長してほしいなぁと個人的に感じました。
ちなみに、「三茶de大道芸」は2日で17万人ですが、高円寺阿波踊りは2日で120万人を動員しています。当時の青年部の方はすごい目利きですね。
それでは、また。
