MIAU(インターネット先進ユーザーの会)が設立されました。

著作権やコンテンツにかかわる政策決定の過程にインターネットユーザーの声を反映させるため、『CONTENT'S FUTURE』の著者でもある小寺信良さんと津田大介さん、そして白田秀彰法政大学社会学部准教授をはじめとするロージナ茶会の方々を発起人として、インターネット先進ユーザーの会(Movements for Internet Active Users - MIAU)が設立されました。
コンテンツ消費の現場がリアルからネットへと広がっている中で、著作権制度をはじめとするコンテンツ行政はネットでのコンテンツ消費を発展・拡大させる方向ではなく、むしろ抑制する方向に向かっているのではないかという指摘は、ネットワークユーザーの中から恒常的な不満としてあがっているように思いますが、そういったネット利用者の声を現実的な政策決定の場で表明する組織・団体の欠如もまた指摘されてきました。
『CONTENT'S FUTURE』のいくつかの対話でも、著者のおふたりはネットコンテンツの利用者・消費者の立場を表明する必要性に言及されていたようにおもいますが、それから数ヶ月のうちにこのような形で現実の組織として立ち上げてしまった行動力には感服です。MIAUの活動は、きっとコンテンツの未来につながっているでしょう。
本日18日の午前11時から設立発表会がありましたが、差し迫った問題として文化庁による「ダウンロード違法化」などに関するパブリックコメント募集があり、これにネットユーザーの声を集約する形で有効に対応することを危急の目的として設立されたという背景がうかがえました。MIAUの組織概要には、これを含めて4つ(4番目は間接的な行動なので実質的には3つ)の活動目的があげられていますが、当面は来月11月15日で締め切られるパブコメに向けてネットユーザーの意見集約を目指していくことになるようです。




