強い情シスとエース級のエンジニア
本誌『情シスの現場』の創刊準備を進めるなかで、100名を超える情シス部門の方に話を伺いました。
情シス部門の方は多忙です。ましてや、会社のミッションではない記者との面会をビジネスタイムにするわけにはいきません。自然と、情シス部門の方との面会は早朝か夜に限られます。ご協力いただいた方々に感謝します。
興味深い話をいくつも聞きました。
例えば世界的な某自動車メーカーのように情シス部門が「強い」場合、システム開発を受注する側の開発会社(ベンダー)もエース級のエンジニアを投入します。強いもの同士が手を組めば、たいがいの問題はクリアできるでしょう。
ところが、世の中の多くのシステム開発プロジェクトは、必ずしも強いもの同士のコラボレーションで成り立っているわけではありません。プロジェクトの進めるなかで、いくつもの問題が表面化します。
では、どうすればよいのでしょうか。そもそもベンダーを選ぶための基準はあるのか。選ぶなら、どんなベンダー(もしくは人)に頼めばよいのか。あるいは複数社にコンペさせる場合、ベンダーが提出する企画書のどの部分に着目して評価すればよいのか。予算管理はどうするのか。経営層や業務部門(システムの利用者)に対する説明はどうするのか――こうした問いに、たったひとつの答えを示すことは不可能です。
ただ、そのヒントになる情報を提供することはできます。
本誌『情シスの現場』の創刊号(6/16発売)では、第1特集のテーマを「ベンダーコントロール」にしました。特集のなかではベンダーコントロール、すなわちベンダーと協調関係を保ちながらプロジェクトを進めるうえで、情シス部門が知っておくべき知識を紹介しています。
経験豊富な情シス部門とそれを支援するコンサルタントは、上述した問題にどう対処しているのか、その勘所を読み取っていただけると思います。
次回以降のブログ記事では、創刊号のコンテンツを少しずつ掲載していきます。記事を読んで興味を持った方は、ぜひ書店で本誌をお買い求めください。もちろん本誌には、このブログ上には掲載しないコンテンツも盛りだくさんです。お楽しみに。
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