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日本人投資家のプレゼンスの低下

ベトナム株の福森です。

先週、またサイゴンに行ってきました。最近行く度に感じるのは、ベトナム証券投資市場での日本人投資家のプレゼンスの低下です。以前は、ベトナム人の日本人への親近感とアジアの富裕国日本への期待、増加スピードの速い日本人証券口座数などから、少なくともアジアの中では最も存在感が有ったように思います。また、昨年末からの新聞・雑誌・テレビなどマスメディアの、一時的とはいえ、ベトナム株ブームの中で、日本にいると益々ベトナム証券投資市場が身近なものになったかのように感じてしまいます。

しかし、実際に現地に行くと、

①韓国・台湾・香港の投資家の躍動ぶり
②口座数は多いけれども実際の売買高の少ない日本人投資家の実態
③日本と同様のサービスを前提にした日本人投資家からのクレームや要求や質問の数々

などから、各証券会社の中で日本人投資家への失望感とやるせなさが漂い始めているのを感じてしまいます。ベト株情報の主幹の伊藤さんやベトナム株総研の鏑木さん、ジェトロのシニアアドバイザー氏などと話していても、やはりこの傾向は感じておられ、強い危惧を抱いておられます。

マネーベトナムと組んで日本人向けサービスを拡充しようとしていたホーチミン市証券は、マネジメントチームが別の証券会社を設立した影響もあり、今後はあまり日本人向けには力を入れないようです。日本語も話せるMienさんも、凄く寂しそうにしていました。
サイゴン証券でも、英語チーム/中国語チーム/韓国語チームの躍進の中で、徐々に日本語チームの肩身が狭くなってきているようでした。
先日、サイゴン証券の新本社オフィスに行った時にも、20人ぐらいの台湾からの口座開設ツアーの団体が嬉しそうに手続きをしていました。韓国の投資家への口座開設サービスや投資情報提供をしている日本にも住んでいた韓国の若者は忙しそうに、楽しそうに仕事をしています。彼は、私の本(「日本人が知らなかったベトナム株」)で最初勉強をしたとのことでしたが。。。

街を歩いていても、チョッと前までは80%ぐらい「日本人か?」と聞かれたのですが、最近は「韓国人か?」「台湾人か?」と聞かれる割合の方が多くなっています。なかなか日本人が出てこないので、面倒くさい時には「シンガポール人だ」ということにしていますが、何故かそれで納得されて終わってしまいます。
そんなに私の風情は変わっていないはずなので、やはり彼ら/彼女らが思う・目にしているアジア人の比重が確実に変わってきているのだと思っています。

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