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ベトナム唯一のIT上場企業FPTの行方

FPTというベトナムのNO1のIT関連企業がホーチミン市場に上場しています。
上場後のベトナム株バブルの中で、ベトナムを代表するブルーチップとして、70万ドンまで値が上がりましたが、今はかなり低迷・下落しています。分割や、相場全体の影響が大きいのですが、それでも今までとは違った論調も目立ち始めています。
チャートに関しては、http://www.ssi.com.vn/stock/Interactive.aspx?sym=FPTを参照下さい。

個人的には、日本で上場ITベンチャーや総合家電メーカーのIT子会社に経営メンバーとして参画していた経験からも、FPTに関しては、
―本業のソフト開発事業者としてはそれほど強くは未だない(といってもベトナムではNO1のソフト開発会社ではあるけど)&そもそもソフト開発会社は構造的にそんなに儲かるものではないはず
―利益の源泉は携帯電話販売(光通信のようなもの)で、それは現時点でも殆ど変わっていないが、携帯販売事業の競争力や収益性はどんどん厳しいものになっていっている
―銀行・証券・不動産・教育といったまさに今流行の事業に展開していっているが、人材の問題・マネジメントレベルの問題・競争激化の問題等逆に本業の足を引っ張る可能性を感じる
ということでネガティブに見ていました。
以前にはこういう話をベトナムの人にしても???という感じでしたが、最近はこういう論調が増えていっています。少なくともまともな外資系やファンドのマネジャーはこういう見方を普通にしていると思いますし、ベトナム人投資家の間でもこういう見方が増えているのは、ベトナム証券市場の成長?を感じます。

今までは、儲かりそうなキーワード(IT・NO1・不動産投資への進出・証券会社設立・銀行設立・電力事業への進出・シンガポール上場計画・石油精製事業計画・・・・)だけで飛びついてきたベトナム人投資家の変質を少しつつ感じさせる最近のFPTに関する流れであります。

ヘンカップライ

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