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シンガポール&ベトナム

一昨日シンガポールで43歳の誕生日を迎えました。43年前にシンガポールで生を受けましたが、40数年後のシンガポールは多くの観光客に、建設現場、この1年に出来た真新しい高層ビルの数々、夜遅くまで楽しんでいるシンガポールの若者達で、大いににぎわっています。タクシーの運転手さんに、「日本の景気はどう?」と聞かれ、「まあまあだけどシンガポールの方がいいでしょう」と答えると、あっさりと「そうだね。でも変化が早すぎて大変だ。。」と呟かれてしまいました。

本当にどこに行っても日本人以外の観光客で一杯で、インド人、マレーシア人が多く来ていました。マレーシアの銀行の団体は、おそろいのTシャツを来て数百人単位で観光をしていましたし、インド系の人も凄い数来ていました。
その中で、私の目を釘付けにしたのが、ベトナムの旅行会社の旗でした。かなりの数のベトナム人が団体でシンガポール観光を楽しんでいました。びっくりです。これからの5年・10年、ベトナムの旅行・観光事業会社は成長するとあらためて確信しました。マイリンなどはやはりおすすめでしょう。

シンガポールも2010年にカジノが2件とテーマパークが出来て、街全体がさらに活性化するようですが、ベトナムでも2010年のハノイ遷都1000年に向けて大規模な投資がどんどん進められています。上海万博も含めて、2010年はアジアの大変革年になりそうです。2010年までの投資と2010年からの投資に分けてじっくり戦略的に行動していけば面白いでしょう。

今回シンガポールで、ヨーロッパ最大手の保険グループのプライベートバンクにお邪魔したが、彼らもベトナムには関心を持っているようでした。10人以上の日本人スタッフをかかえ、日本人投資家を、高度な、洗練されたグローバル投資サービスの世界へ導こうとされていました。印僑や華僑、インドネシアの富裕層は、世界的な金融不安で大きく下げた今の局面をチャンスと捉え、日本株含めて下値をがんがん拾っているようです。儲かるのは結局こういう投資が出来る人たちなのです。頑張りましょう!

*参考までに友人のニャットアイン安田さんが発信している週刊ベトナムニュースから ハノイ遷都1000年関連の記事を抜粋します。これからの変化率はやはりハノイ の方が ホーチミンよりも大きそうですね。

ベトナム首都開都千年記念が近づく今日、国家の顔に当たるハノイ市のイベントに向けてお通しをしてゆく事が大切だと国会議長グエン・フ・チョン氏は述べた。このコメントはタンロン聖堂千年記念行事の行動計画を話し合う会議の席上語られたもので、会合ではハノイ市人民委員会・ハノイ市共産党委員会・ハノイ市祖国戦線の各リーダーたちと最近 国会に出席した国会議員たちを集めて行われた。チョン議長は、共産党委員会・ハノイ市人民政府 そしてハノイ市民が結束しハノイ市の社会経済化推進におけ
る重要な役割を担いGDPを上昇させ、観光客集客は拡大し、インフラの促進と共に外国人直接投資などを含め包括的効果を上げ続けている事を賞賛した。

政治・経済の中心であり且つ、国の心臓としてハノイはこらまでに2003年のシーゲーム、アセム5,エーペック14などの偉大なイベントを組織して来た経験は必ずやタントン・ハノイの千年記念の開催を成功へと導くであろうとチョン議長は昂揚して述べた。世界の極少数の国だけがこの様な偉大なイベントを中世のから生き続けた歴史を持つ首都で行う事が出来、この行事は国家の威信にかけて遂行されるべきだと続けた。現在の行動計画に拠れば、チョン議長は1998年から始まった多くの関係プロジェクトは完成しつつも、未だ記念行事が開幕する2010年10月10日までに成さねばならぬことが沢山あると力説し、力を抜くことなく開催がスムーズに行われるよう細心の注意を計り進めて行かねばならないと諭した。

ハノイ市共産党書記長ファム・クワン・ギ氏はベトナム国家の文化的伝統と歴史を尊ぶ偉大な機会となるこの千年記念の重要性を強く認識し、この行事はハノイ市のみならず国家的事業と位置づけハノイ市は名誉と実行の責任を与えられたのだと語った。ハノイ市千年記念の準備について、ハノイ市はドイカン・ホタイ通りの拡張工事、ドンアン区のニャットタン橋建設の為の土地造成と移転計画、西湖西側の宅地造成、ソクソン区の工業団地・リウザイ・ダオタン通り沿いの郊外型高層商業マンション建設、イエンソ公園整備、タイモ区内68.5ヘクタールを利用した職業訓練校建設計画などを含む18の建設プロジェクトへの投資手続きの完成に力を注いでいるという。

この他にハノイ市に新たなステータスを加味する為、ハノイ南部に文化公園を造成し、ハノイ博物館・労働者映画館・聖ザンの銅像・ハノイ-アムステルダム高校・コロア中世大聖堂の改修工事なども今後 逐次開始されるという。又 タンロン(千年に渡る市民文化の成り立ち)の歴史文化を紹介する書籍シリーズの出版も行われるとのことだ。

(辛口寸評)

あくまでも噂の範疇を超えるものではないが、ここ2年ほど1億米ドル以上の外国投資は全て、北部ハノイ近郊でしか認可が下ろされていない。元々、日本のホンダも南部ドンナイ省辺りへ第二工場を建設する予定だったらしいが、北部に変更となった。これは件の噂に拠れば、建都千年記念を成功させる為に大型投資案件は北部に固め、ホーチミン市との経済的ギャップを埋め、と同時に税収を手堅く徴収してゆく政治判断が働いた結果だというのである。記事の内容からすると、この記念行事はドイモイ以降ハノイで開催された如何なるイベントよりも規模の大きなものと読み取れる。この事業を起爆剤にインフラ整備も一気に進め、ホーチミン市を追い抜き自他共に認められるベトナムの“顔”となることを目論んでいるように思う。イベントまで後3年 しかし、この3年間でベトナム自体も大きく変貌を遂げてゆくことだろう。

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