謹賀新年
ベトナム証券市場にとっての激動の2007年が終わり、早くも2008年度相場が1月2日より始まっています(ベトナムは旧正月がメイン)。
2007年度の前半3分の1は日本では未曾有のベトナム株ブーム(ベトナム市場も急上昇)、中の3分の1は急落期(未上場市場≪OTC≫では株価半減銘柄が続出)、最後の3分の1は反騰するもすぐに尻すぼみで停滞。通年のインデックスでは、ホーチミン市場が20%強、ハノイ市場は30%強の上昇という1年でした。
2006年以前から投資をされている方や2007年半ばの急落後に投資している方は含み益が出ており、2007年前半のベトナム株ブーム時に飛び乗った方は含み損を抱えている感じではないでしょうか。
上場銘柄数も、2006年の193社が233社に増加(ホーチミン市場で24社増加、ハノイ市場で16社増加)し、両市場合わせた時価総額も3兆2千億円を越えるところまできています。2006年の前半を考えると別の国の話のようです。
活動を開始している証券会社約75社、ファンド会社約25社、証券口座数約30万、その内海外投資家約7500口座で、7500口座中約300口座が海外機関投資家の口座になっているようです。海外機関投資家の口座は100口座ぐらいだったのが3倍になっています。
2008年の第一四半期にも続々と有望企業が上場を予定しています。需給バランス上、株価はさえない展開が予想されますが、中長期投資家にとってはいい仕込み時になるのではないでしょうか。
でも、ベトナム証券市場は2008年度も”ベトナム”でした。1月4日にサイゴン証券から知人にメールが入り、『保有している未上場の不動産関連企業が1株2万ドンで1対1の有償増資を行うがその払い込み締切日が1月4日(当日)だ』というのです。当該企業からサイゴン証券に連絡が入ったのは3日の夕方。。。OTC(未上場)市場で10~11万ドンで取引されている銘柄なのに、恐ろしいですね。
電話で担当者とやり取りをして、「保有している上場株を売却し、サイゴン証券の融資を受けて当日に入金してもらい権利行使をする」ことで決着したようですが。
ちなみにベトナム人のセミプロ投資家は証券会社から融資を受けて、T+3を実質的にT+0に変えて売買を繰り返しているわけです。
なんにしても、ベトナム証券市場が2008年度も元気に上げ下げをしつつ、健やかに成長していってくれることを願ってやみません。
ヘンカップライ








