昨日ホーチミン続落で、とうとうインデックスも節目と見られていた850ポイントを割れてきた(841ポイント)。年初(1月2日)に921ポイントだったが、10日ほどで80ポイントの下落。これで去年1年間の上昇分は全てやり直し。OTC(未上場)市場でも、一握りの超優良不動産関連銘柄以外は当然ながら軟調な相場が続いている。
世界的なマネーフローの変調に加え、旧正月前の手仕舞いムード(今年は、2月4日~2月11日まで旧正月で市場は休止)+昨年のベトコンバンクのIPOから続く需給バランスの崩壊+海外ファンド系の投資への足かせとなりつつあるベトナムドン不足+1月28日に迫っているサイゴンビール(サベコ)の大型IPOなどが重なっているためです。
足元のベトナム経済も、各企業の業績も順調なので、一時『割高!』と言われた上場企業のPERも順調に(?)下がってきています。
ベトナム証券市場は、まだまだ小学校入学程度のステージで、国家資本投資経営総公社(SCIC)+ドラゴンキャピタル・ビナキャピタル等有力ファンド数社+サイゴン証券はが少し本気を出せば幾らでも支えられる市場だと見ています。市場の安定的な成長が彼らに果実をもたらすという意味では、このインデックスの下落もそんなに心配していません。
また日本とは違い、政府も育ち始めた証券市場を守るために動き始めています(動きが遅いという批判もある様ですが、日本政府を見ている目からは「ベトナム政府頑張っているな」と見えてしまいます)。2009年1月導入予定だった証券売却益への個人所得税課税は正式に延期になりました。外国人投資家の出資比率制限や証券担保貸付比率3%の見直し論議も盛んにされています。
逆に市場の悪い中でIPOするサベコには興味津々です。ただ最低入札価格が7万ドンなので、少し高いなという印象はありますが。でも、日本で言えばサッポロビール・アサヒビールの最初の市場放出株に投資できるチャンスなのですから、ワクワクします。ベトコンバンクのIPOは見送りましたが、サベコはなんらかの形で参加したいなと思っています。
*日本とベトナムの橋渡しをされていた服部則夫駐ベトナム大使が、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部大使に転出することが閣議決定されました。
ヘンカップライ








