不思議な国ベトナム&日経新聞
先週神戸出張に行ってきました。出張のついでに10年以上前からのベトナムの友人や中高のバスケ部時代からの親友とも会えることができました。中高からの仲間は既に30年以上の付き合いですが、途中で彼が4年間米国滞在などもありすごく久しぶりでした。彼は中国青島の中欧日のJVのCAOで赴任することが決まっており、アジアのどこかで又接点が出来そうで話もいろいろ広がりました。ふらっと入った鉄板焼き屋でビール・焼酎・かち割りワインを飲みながら、昔の話、仕事の話、中国やベトナムの話など気がつけば3時間半(ツマミ系から明石焼きからチーズたっぷりのお好み焼きまで堪能しつつ)。最近日本では家でも外でも鬱々とすることが多いのですが、昔からの仲間と語り合うと”今の自分”や”これからの自分”が見えてきて心が少し元気になりました。正に温故知新。。。
温故知新といえばベトナムですが、やっと株式市場も底入れした感じです。半年間の最悪期は脱したのではないでしょうか。現地の雰囲気も大分明るくなっていますし、米国・アジア・日本株が連日安を続けている中で、ずっと連騰しています。先週から今日までも連騰し、400ポイントを越えてきました。世界の動きと連動しない”不思議な国 ベトナム”の面目躍如です。400ポイントというのはホーチミン市証券(ドラゴンキャピタル傘下)などが海外投資家が本格的に動き出してもいいかもしれない節目として意識していた数字でした。現地の雰囲気・気分もかなり良くなってきているようです。投資の得意な人にとっては、”半年に及ぶベトナム株式の大暴落!正に今こそ絶好のチャンス。Future Vietnam!”という感じかもしれません。
私の中では、『日経新聞がグローバルな/海外のトレンドについて本紙で書き始めたら、その動きは既に海外では反対に動き始めている』というのが昔からの確信の一つなのですが、今回のベトナムでもこの確信は活きました。
日経本紙の株式欄に「ベトナム株式市場は25日連続安」という小さな記事が出た日から何故かベトナムインデックスは連騰を始めました。先週、「ベトナム インフレ加速、市場混乱」という囲み記事が載った裏で今日までの8連騰が起きています。
投機のドル買いを規制し、現実的な変動率を適用し始めたドンードルレートも落ち着きを見せ始めています。ドンの切り下げを警戒して待機していたドル資金も少しつつ動き出し始める可能性もあるかと思います。数年前の欧米の投資家による大規模な債券投資は大失敗に終わりましたが、その資金の本国還流の動きも中央銀行経由でどうにか処理をされ、ドンードルレートへの影響も最小限で抑えられたようです。
インフレも少しつつ落ち着きを見せ始めています。少なくとも現地では「インフレで大変だ!」という悲観論は殆ど聞きません。消費も盛んですし、元々契約更新時には家賃などが20%/50%上がるのには慣れている国です。関わっているカラオケラウンジの女性陣からも「給料を上げてほしい。インフレで大変だ」などという話は全く出てきません。「どうしてIPhoneの新しいのはベトナムでは発売されないんだろう。欲しいのに。。。」という声はあっちこっちで聞きますが。高度成長を続けている国でのインフレは、日本のようなギリギリの低成長やデフレを前提にした国の物価上昇とは全く違うものなのかもしれません。
日本では、新聞も雑誌もTVも「物価上昇!」「値上げラッシュ!低所得層の生活大打撃」「年を取るってどうしてこんなに貧乏になってしまうのか」「1日2食。医療費も削って最低限の生活」・・・・どっちの国が大変な状況にあるのか本当に不思議な感じです。日本に居て「ベトナムは20%を越えるインフレで信じられない!」と言っている人や思っている人は、是非1度現地の空気を吸ってみてください。日本に帰るのが嫌になること間違いなしです。
*温故知新といえば、スペインが1964年以来のEURO制覇!1964年といえば、福森哲也がシンガポールで誕生+ベトナム戦争開始+東京オリンピック・・・いろいろあった年です。1964年からの40年強の日本・アジア・世界の歴史を学校で徹底的に教えるべきだと思う今日この頃です。学ぶべきことが沢山あるはずです。
ヘンカップライ http://anan-vietnam.com/jp/hcmc/f001548/








