1ヶ月ぶりにホーチミンに来ています。世界中の株価暴落の嵐の1ヶ月でしたが、ベトナム株式市場も320ポイントまで下落してしまいました。こちらの関係者の多くは320ポイントあたりを底と見ていたようですが、世界金融恐慌の動向次第では280ポイント当たりは十分にありそうだという見方が増えています。
しかしながら、「ロシア等のように株式市場を閉鎖したりする必要はないのか?」という質問に対しては、「ベトナムの最悪期は数ヶ月前で終わっており、今投資家はパニックにはなっていないし、これ以上は悪くはならないと思っている」ときっぱりと言っています。
確かに、石油・ガソリン価格や食料・資材価格の下落、外貨準備高の発表、落ち着きを取り戻している金融・為替政策など一時よりは皆の生活上が安定感が増している感じです。株式や不動産投機・投資をしていた一部の富裕層の懐はかなり痛んでいますし、日本人・韓国人なども意気消沈しているので、そういった人を対象にした商売はめっきり売上が落ち込んでいます。NAKASUなどの日本人・韓国人向けカラオケラウンジなども客数は10月にがくんと落ち込みました。
日本以上に心配なのは韓国の状況です。本国も経済・株式市場・為替全て大変なことになっていますし、ベトナム・カンボジア・ラオスに腰をすえて事業投資や株式・不動産投資をしてきた人たちも相当な痛手を負っています。「夜の娯楽にお金を使えない」と韓国人のお客さんが言っているとNAKASUのマネジャーも嘆いていました。韓国系資金が絡んでいる不動産開発案件やホテルゴルフ場などがストップすることが心配です。
また来年にかけてFDIや越僑のお金も落ち込む可能性が高いと思います越僑マネーはODAに匹敵・凌駕する貴重な海外からの投資資金ですので、この落ち込みも心配です。
ただ、友人の銀行マンがベトナム担当になり、先日ベトナムに訪問して帰国後、「ベトナムに個人的にも今から投資したい」と言ってきました。現地の状況を実際に見て、感じて、今の株価なども見て、間違いなく中長期的にはこの国への投資はありだと判断したようです。香港やタイなどアジア圏の経験が豊富な金融のプロの言葉だったので心強く感じます。
先日の日経平均一時7000円割れの日に食事をした神戸の会社の社長さんも、余剰資金はベトナム株に投資家だなと言っておられましたし。
こりずに5年後・10年後のベトナムを信じている福森でした。
ヘンカップライ

