2008.7.8 インターネットの世界は大手も中小も個人も関係無い
本誌では、どうしても大多数のユーザーが使っている大手検索エンジン対策の特集を扱わざる終えないのが現状としてある。
しかし、ウェブの世界は、万人に平等でかつ、人それぞれが自分の使いやすいサイトや検索エンジンを使うことが一番のぞましいのであり、紹介しきれない検索サイトやアクセスアップに役立つサイトはたくさんある。
と、「なぜ、いまさら」といわれるかもしれないが、インターネット黎明期からサイトを運営しているKooss.comのサイト運営者のコメントに非常に納得したからだ。
http://www.kooss.com/senden/yomi-search-faq.html
以下引用
無料のネットサービスが、現在、大手も中小も個人も関係無く、本当に優れた無料サイトが人気が高い事と同様に、検索エンジンにもその可能性があると考えているからです。インターネットは、今尚、黎明期ではないでしょうか。
Google ブック検索 BETA 開始 7/6
Google Book の日本語版のサービス「Googleブック検索」が7/5から開始されました。
日本語で「グーグル」で検索すると、すでに日本の出版社の書籍を閲覧することができます。
閲覧できるページは、限られているが、それでもリアル書店でパラパラとページをめくる感覚でページを見ることができるのはうれしいものです。

また閲覧ページが表示された右欄には、セクションの情報や、購入先へのリンク、閲覧可能ページを検索できる検索ボックス、出版社情報が表示されます。

日本語サービスが開始されたばかりということと、まだ出版社側での対応が始まったばかりということもあり、まだまだ量的には少ないが、新しい書籍購入スタイルの1つとして、大いに注目できるサービスでしょう。
Amazonの「なか見!検索」サービスとの違いを言えば、非オンラインショップのGoogleが提供している点で、複数のオンラインショップへのリンクが用意されていることからも、一環して「情報の収集」というGoogleのポリシーが貫らぬかれている点が挙げられます。
米国の出版社によっては15%*1という驚異的なコンバージョン*2を出したところもあるとか。日本ではいかに?
*1
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0707/05/news076.htmlより参照。
*2
成約率。
Amazon プライム 開始 6/8
またまた、Amazonが「Amazon プライム」という付加価値の高いサービスを開始した。
Amazon プライムは、年間3,900円で会員登録すると 「Amazon プライム」の表示がされた商品は送料がすべて無料になる。また、家族2名までは無料となっており、国内大手ショッピングポータルを意識した、きめ細かいサービスを打ち出してきている。
サービスの概要は下記のリンクでご確認いただきたい。
http://www.amazon.co.jp/gp/subs/primeclub/signup/main.html?ref=prm%5Fjef
Yahoo!JAPAN、オーバーチュアの買収の覚書を米Yahoo!と締結 4/24
CNET JAPANが伝えたところによるとYahoo!JAPANがオーバーチュアの買収の覚書を米Yahoo!と締結したという。
子会社後のオーバーチュアの社長は、Yahoo!JAPANの代表取締役社長 井上雅博氏が兼任することを表明している。
日本において、オーバーチュアとYahoo!JAPANが別会社であることが以前から個人的には疑問に思っていた。ただ、新スポンサードサーチ移行のタイミングで発表されるとは・・・驚きである。
新スポンサードサーチのコアとなるプログラムは米Yahoo! Serch Marketingから提供され、その利用料金を支払う形になるという。今回の買収の覚書は営業部門の買収とのことである。
参照http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20347734,00.htm
アマゾン、プロマーチャント(大口出品者)サービスを開始! 4/24
ネット書店の代名詞、アマゾンが本格的に法人をターゲットにしたビジネスに乗り出した。
アマゾン、プロマーチャント(大口出品者)を開始したのだ。すでに日本以外ではサービスは開始されていたが、いよいよ日本でも始まった。
有料サービスだが、大量に出品する企業にとっては次のメリットがある(以下http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/249-9824937-1747513?ie=UTF8&nodeId=1085266を参照)。
・個人出品の場合かかっていた1点あたり@100の成約料が免除
・一括出品できる強力な出品ツール(主ピンの
・出品数は無制限である
・商品が売れるまで継続して出品される
中でも出品ツールは大きな魅力だ。
出品ツールは、上限4万点までの商品をアマゾンのマーケットプレイスに、一度に出品できる優れものだ。出品だけではなく、商品の追加や削除、それに商品情報の変更があった場合には、修正なども簡単にできる。Excelで作成した商品情報を利用してアップロードもできる。
その際、
Product-id
Product-id-type
SKU
Item-condition
Price
というヘッダーをつける必要がある。
詳しくは、http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=1085276#headerでご確認いただきたい。
新スポンサードサーチへの以降に関する特集ページ 4/17
新スポンサードサーチへの以降に関する特集ページが公開されています。
移行前の準備、新旧機能比較などコンテンツが盛りだくさんです。
http://www.overture.co.jp/ja_JP/upgrade.php
Googleノートブック 4/1
Googleノートブック、すでにお使いの人も多いだろう。
最近「more」に正式についかされたサービスだが、これは実に、使いかってがある機能だ。
Googleノートブックをウェブにインストールすると、Googleの検索結果に「メモをとる」が表示される。
なにより、サイトのURLとその概要部分のコメントを残しておけるのがありがたい。

Googleノートブック側では、保存したデータを、ノートブック、セクション別に管理できる。

情報検索の入り口の多様化 4/1
Wikipediaプロジェクトは、独自の検索エンジンの開発を進めている。
http://search.wikia.com/wiki/Search_Wikia
Wikipediaの開発した検索エンジンには、どういった表示のされかたがされるのか今から楽しみであるが、ここで少し、現状の検索エンジンおよび、それ以外のアクセス要因を整理してみよう。
大きく分けると次の5カテゴリーだろう(比率、順番はこの場合、割愛する)。
・カテゴリー1:検索エンジンからのアクセス
・カテゴリー2:RSS経由のアクセス(ブログから発信されたRSS)
・カテゴリー3:Yahoo!知恵袋、はてな、OKウェブなどのQ&Aサイトからのアクセス
・カテゴリー4:ウィキペディアなどのまとめサイトからのアクセス
・カテゴリー5:携帯からのアクセス
カテゴリー4のまとめサイト。これが実に今増えてきている。大手ブログサービスもwikiサービスを始めているし、なにより、なにかの詳しい内容を調べるとき、圧倒的にウィキペディアは情報が多い。しかもそれらは、すべて人の手によるものだ。大手掲示板もこの部類にはいるだろう。
検索エンジン以外のアクセス元が実に多くなっていることに気づくと思う。これら以外にもメールマガジンなどはまだまだ重要なアクセス要因だ。
当面は検索エンジン経由のアクセスが重要なのはかわらないだろうが、さまざまなサービスがそれぞれの特徴を活かしてくれば、ユーザーが利用する情報を求める入り口はますます多様化してくるだろう。
インターネット広告の視認効果を測る目安となる基準値をヤフーやマイクロソフトなどが共同で作成 3/15
2007年3月15日、株式会社ビデオリサーチインタラクティブ、エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社、ヤフー株式会社、マイクロソフト株式会社は、インターネット広告の視認効果を測る目安となる基準値を共同で作成すると発表した。
これまでインターネット広告を活用する際に基準とされていた、
・クリック率
・コンバージョン率(成約率)
といったユーザーが起こした行動を測る指標のほかに、ウェブ広告を人間の目で見たときの効果をもっと具体的に数値で測ろうとする基準を策定するようだ。
元となる調査の設計には株式会社ビデオリサーチインタラクティブが行うようで、2007年3月中旬~年度内に、エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社のポータルサイト「goo」、ヤフー株式会社のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」、マイクロソフト株式会社のポータルサイト「MSN」で掲載される広告に対して、同じ手法で調査を行うようだ。
基準化されるのは、
・広告注目率
・クリエイティブに対する評価
・広告接触による認知効果
などの数値のようである。この数値は2007年度内に株式会社ビデオリサーチインタラクティブにより公表されるようだ。
APIがもたらすネットの世界
なにぶん、編集部による執筆なので、かなり不定期の連載となりますが、よろしくお願いします。
APIがもたらすネットの世界
APIというと昔であれば、マイクロソフト社が提供するWIndows APIなどがプログラマーの間ではよく知られていたことと思います。プログラマー以外の方であれば、最近だと楽天APIなどが公開されて、「API」って何? という状態の人も多いことでしょう。
APIは簡単に言うと、
楽天やAmazonなど大規模なショッピングサイトがサイト上で提供している膨大な商品情報を自由に外部のユーザーに利用してもらっちゃおう!
というものです。
■APIは無料?
基本的にAPIは無料で利用することができます。ただ、利用回数の制限などを設けるものや、商用利用に関しては一部問い合わせが必要なものもあります。
APIが一気にメジャーになったのは、Amazonのアソシエイツプログラムが発端でしょう。AmazonのAPIを利用しているサイトは米国でも日本でも多いです。
■Googleの衝撃
その後、GoogleがAPIを続々と公開し、いまや米国のマッシュアップサイトの50%以上がGoogle APIを利用しているというトンでもないことになっています。
■APIはアイディア次第で無限の可能性を秘める集客手法になる
このAPIは、サイトの集客のそのものを一変させる集客力をもったものであると思います。なぜなら、APIをサイトに導入することで、多くのユーザーをさまざまなキーワードで集客できるからです※。
※このあたりの詳しい話は、2007年4月9日に刊行予定の『Web2.0革命!サイト集客テクニック(仮)』を読むと詳しく知ことができます。
■APIとインターネット
APIは集客という以外でも新しい可能性を示しています。その最たるものがNingやYahoo!PIPESといったマッシュアップのカスタマイズ化です。
コンテンツを作る時代から、コンテンツを組み合わせて新しいサービスを作る、いわばアイディア・コンテンツの時代に突入したといっても過言ではありません。
(了)
Ning
今回は、検索関連のお話とは関連があまりないが、米国のサイトについてひとつ。
Ningはご存知の方も多いと思うが、Ning上で提供されているWebサービスを自由に共有、カスタマイズできるWebサービスのポータルサイトだ。
アイディア次第でオリジナリティあふれたサイトにすることができる。
http://www.ning.com/
Ning Blogには、ユニークなNingサイトが紹介されているので、それを見るだけでもおもしろい。
http://blog.ning.com/
2/6 Ovartureが携帯連動広告コンテンツマッチモバイルを開始
SEO SEM Technique vol.2はSEM(Search Engine Marketing)やMSEM(Mobile Search Engine Marketing)の特集を組む予定だが、そこでタイムリーな情報をひとつ。
国内で大手のオーバーチュアがNTTと手を組み、R25モバイルなど2007年末までに約50のモバイルコンテンツサイトに向けてコンテンツマッチモバイルという携帯版の検索連動広告事業に乗り出すことになった。
Googleのアドワーズ広告もGoogleモバイル広告を展開している。オーバーチュアとアドワーズ広告は携帯に移ってもその火花を散らしそうだ。
2/3 Ask.jp
Ask.jpは、2005年2月に本格的にサービスが開始された検索ポータルだ。
ほかの検索ポータルと違う点は、
一発検索
だろう。ネーミングもすごいが。。
まさしく「一発」で検索結果が表示されるのだ。
この「一発検索」の技術の元になっているのは、米国本社のTeoma(テオマ)という検索エンジンだ。
簡単に言えば、ユーザーが求めるキーワードにマッチしたオーソリティサイトを瞬時に見つけて候補に上げてくれる、そんな機能をもった検索エンジンだ。
現在つぎにようなジャンルで一発検索が可能だ。ゴルフというカテゴリがあるのは、ユニークだ。
・天気
・おすすめクッキング
・転職
・ゲレンデ情報
・地図
・コスメ
・サプリメント辞典
・テレビ
・路線
・新車
・今日の運勢
・ミュージック
・お天気情報
・航空券予約
・単位変換
・首都県庁所在地
・ゴルフ
・通貨変換
・上映情報
2/2 Web 2.0なブログ Vox
シックス・アパートの新サービス、Voxは、個人的にも好きなFlickrや動画サービスのYouTubeなどのサービスをマッシュアップできるブログだ。
いままで無料ブログで、アフィリエイトの機能を提供するところは多かった。Voxは、そういったブログサービスとは一線を画す、ブログサービスといえる。
2/1 ソーシャルネットワークサービスの台頭
ソーシャルネットワークサービスの元年は2004年だったと思う。というのも、ミクシイやGREE、キヌガサなどのSNSが次々に誕生していたからだ。
思い出されるのは、2004年の5月、書籍の企画でミクシイの笠原氏と話したことがあった。当時、まだミクシイが渋谷のマークシティに移る前の道玄坂の小さなオフィスで、会員も1万人という規模のころであった。まさかそのときは、ミクシイがこれほど巨大なSNSになるとは思っていなかったが、既存の日本のSNSの中でもそのユーザビリティーの良さが印象に残った。基本的に現在の画面は当時とさほど変わってはいない。
一方、ミクシイの成功の影で、多くのSNSが市場から退場していったのも覚えている。
ミクシイがSNSで成功した要因はなんなのだろうか?
私は、コミュニティとマイミクのシステムに尽きると思っている。
コミュニティはログインすれば、誰もが作成できる、いわば井戸端会議の場所だ。ネットで井戸端会議というとそれまでは、掲示板かチャットが主流であったが、コミュニティはそれを改善し、そしてユーザー間の距離を縮めてくれたすばらしいものだと思っている。
また、マイミクは、気心のしれた仲間と擬似的につながっているように感じさせてくれるシステムであり、これまたユーザー間の距離を縮める効果がある。
ここで1つの結論として、ミクシイは、
ユーザー同士がパソコン上で擬似的にそばにいるように感じさせるシステムを見事に作り上げている
ということだ。
掲示板の匿名性のマイナス点を払拭したマイミク、そしてコミュニティでユーザーの書き込みがリアルで体感できるチャットのような臨場感。
今後、インターネットでサービスを行う方にとってこの
ユーザー同士の距離感を擬似的に縮める
ということは1つの成功の要因となるだろう。
(了)
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